煎り止めの難しさ・・・
珈琲豆の注文が入ったので4種焙煎しました。
ブラジル ハイ(左)/ フルシティ(右)
ブラジル/ハニーショコラ ナチュラル ベストポイント:ハイローストとフレンチ
初めてハイローストに挑戦。
ハイローストは1ハゼが終わり(ミディアム)、豆のしわが伸び、香りが変化するポイント。
実践:180度で投入。3分まで弱火で蒸らす。火を徐々に強めて8分で強火・カバー半分開ける。1ハゼ 12:15~14:15 15:05 しわが伸びたところ煎止め。(香りは分からなかった・・・。)
結果:1ハゼに元気がなく、チャフも取りきれてないのが目立つ。ムラ有り。味がたよりない感じ。(3日後から香りでてきたよ)
調べると、この豆の特徴として1ハゼは弱い。ナチュラルはチャフが多く焦げやすい、水分量も多い。ので、フタを閉め気味にし、火力は弱めで中の温度を保つ。中点を上げて火を強くしすぎないのが・・・いいらしい。
それを踏まえて再チャレンジ。次はフルシティ。
実践:180度で投入。3分蒸らし徐々に火を上げる。10分で強火より抑え目に上げ、カバーは半分。1ハゼ 14:10~15:50 2ハゼ 16:10 2ハゼピーク 17:00~ 17:30煎止め。
結果:煎りムラはあるが、チャフは前よりとれている。13分にしわは伸びていた。15分に火力を気持ち程度抑えたが、1ハゼと2ハゼの間隔はほぼなかった。2ハゼは気持ちよくハゼた。甘みと苦味もほど良くありおいしい。
ブラジル〈カフェインレス〉フルシティ(上)
パナマ ハイ(左下) / コロンビア シティ~フルシティ(右下)
パナマ/SHBサンサベスチャン ウォッシュド 天日乾燥 ベストポイント:ミディアム~ハイロースト
以前は1ハゼと2ハゼの間隔が20秒ほどだったので、1ハゼで少し火力を押さえ目にしてカバーも全開にする。 1ハゼ 12:30~14:00(元気がない) 14:50 煎止め ムラ有ったが、きれいな酸味で飲みやすい。
コロンビア/スプレモ・ミルキーセレクト ウォッシュド 天日乾燥、機械併用もあり ベストポイント:シティ~フルシティ
1ハゼ 12:30~14:45 2ハゼ 15:25 ピーク時16:10煎止め 1・2ハゼともよくハゼた。間隔は狭かったが。色・艶・ふくらみがきれいに仕上がった。 風味もよし!
ブラジル/ロリーナ・ブルボン・ラウリーナ ナチュラル 豆自体がカフェイン半分 こちらはアイス用にフルシティで煎止め。
*感想:いつも1ハゼや2ハゼの一発目、2ハゼピークなどわかりやすとこで止めてました。今回「シワがのびきった」「香りがでてきた」タイミングで止めるのがすごく難しかった。そのタイミングに合わせるための火力も。目耳鼻手、全てフル稼働。もう少し練習してから、各豆のミディアム~イタリアンまでのサンプルづくりをしていこうかと思います。畑の肥溜めになる可能性大!でもブレンド作りには必須だと思います。