自分なりの・・・。
豆を煎るうえで必要になってくるのがカップテスト。
わたしははっきり言って苦手です。でも煎ってるうちに「以前煎ったときはどんなんだったか?」とか「この煎り方で酸味が強く出たような・・・?」とか、迷うことが多くなりました。
焙煎記録があっても、カップテストとセットじゃないと意味がないですよね。
でも、ブラジル式だったり、専用のスプーンで「コーッッ!!」と口腔内に霧状に吹き付けるように香味をチェックしたり、項目が多かったりで、なんかわからんのが事実。むせるし。
調べてみると、『ブラジル方式は欠点味を探すことを目的にしたもので、もともと個性やすばらしさを評価するシステムではない』らしい。ブラジルのカップテストは欠点豆も含んだままテストをするのでこの「ネガティブ・テスト」を行っている。
その逆が「ポジティブ・テスト」。プラスの評価でコーヒーの特性を見いだし、個性を評価していこうとする方式。SCAA(アメリカスペシャリティコーヒー協会)方式がこれにあたる。
いろいろ考えた結果、ハンドピックしているので欠点味のチェックはそれほど必要ではなく、味のバランスを見るほうがいい。とうことで、田口護さんの「バッハコーヒー方式カップテスト」を真似て、自分なりのカップテストを作りました。一番は自分にわかりやすく、続けていけるようにすること。
めっちゃ手作り感満載のチェックシート。
項目はこれから変わっていったりするかもしれませんが、とりあえずこれで進めていこうと思います。一応「コーッッ!!」と吸い込む練習はしてます。めっちゃむせるけど。