春を堪能

４月後半、残りの春を堪能しました。

奈良県民で、しかも電車で３０分ほどの距離なのにほとんど行かない桜の名所・奈良吉野に行ってきました。電車で行くと途中から線路が１本なので都会の方はめずらしいと思います。車両の先頭でその風景をみてても楽しいと思いますよ。

吉野はまだ桜が残っていて、空の青と緑の葉っぱとのコントラストがきれいでした。八重咲きの桜は満開で、芍薬も見ごろでした。

終点吉野駅に到着して真っ先に目に入ってきた３色ソフトでのどを潤し、いざ出発！

この日のお目当ては、国宝蔵王堂内に安置されてる「日本最大秘仏ご本尊金剛蔵王大権現３体」の特別開帳です。全体が青い仏様です。

ここ金峯山寺の国宝仁王門は現在解体大修理のため見ることはできません。完成は令和１０年。その間、門内に安置されている金剛力士像（仁王像）は奈良国立博物館で展覧されてます。わたしは去年博物館に行きましたが、３６０度間近で仁王像が見れるので大迫力でした。

日曜でしたが思ったほど混んでませんでした。拝観料が結構お高めだったのですが、中に入る際に使う、靴入れ用金峯山寺のロゴ入りミニトートバッグと小さい木札のお守りをいただけたので納得。桜門の大修理もあるしね。お坊さん、参拝者の心、わかってらっしゃる。

中では護摩業もされていて、省スペースだけど結構な火力で迫力ありました。参拝は一人ひとりゆっくり拝めるスペースと時間があり、心静かに向き合えることができて大満足でした。仏様の勇ましいお顔は、紛争やコロナを吹き飛ばしてくれそうでした。

金峯山寺を後にして、中千本あたりまでぶらぶら。途中、お寺に入ったり、柿の葉寿司やわらびもちの食べ歩きをしたり・・・・・お土産に梅干しと桜の塩漬けを買いました。

ご開帳は今年の１１月もあるみたいなので、ぜひ奈良吉野に参ってください。ご開帳をすると奈良国立博物館の割引チケットがもらえます。わたしは先に博物館に行ってしまいましたが（ ゜З゜）

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