微粉
以前は中深煎りのスパイシーでコクのあるコーヒーが好きで、『微粉も味のうち』と思ってあまり気にせずに淹れてました。
微粉・・・豆を挽いた時にでるコーヒーの粉。グランディングミルよりカッティングミルの方が出やすい。濁り、苦味、渋味の原因。
コーヒーの本に『粗挽きで粉量2〜3割多めで点滴のようにゆっくり抽出するとクリアで旨味成分がしっかりでたコーヒーができる・・・』みたいな事が載っていて、以前から知ってました。こだわっているお店はやってはるところもあるみたいです。
自分で焙煎するようになり、パナマやブラジルのハイローストを好んで飲むようになりました。そしてだんだんその『微粉』が気になり始めました。せっかくスッキリした明るい酸味とクリアな喉越しを感じさせてくれるのに、最後、かすかに感じる『じりっ』とした苦味。
パナマを焙煎したので粗めの多めに豆を挽き、早速茶漉しでふるって1つ穴でゆっくり抽出。クリアで明るくキレのあるコーヒーに仕上がりました。後味もスッキリ。
ホームページで販売してる豆も、微粉を落としてからパック詰めしようか検討中です。
2月は『Valentine blend』です。