タンザニアの北部にあるンゴロンゴロ保全地域は、火山の噴火でできた巨大なクレーターがあります。ンゴロンゴロとは、マサイの言葉で「巨大な穴」を意味しています。
このクレーターの外輪山は標高2,400m、南西側には標高3,188mを誇るオルディアニ山があります。コーヒー農地はその下の1,500m~1,900mくらいにかけて広がっています。
高い標高での比較的豊富な雨量や火山性土壌、毎朝おこる霧の影響など、さまざまな要素が揃うことで高品質なコーヒー豆が作りだされます。
雨季と乾季がはっきり分かれている地域でもあり、コーヒーを生産しやすい気候でもあります。
AAンゴロンゴロ・コンゴニ農園
産地:タンザニア北部ンゴロンゴロ国立公園付近
農園:コンゴニ農園
標高:1,600~1,700m
品種:ケント
規格:AA
精製:ウォッシュド
コンゴニ農園は、ベリー系の甘酸っぱさと花の香りあり、質感はまろやかです。チョコレートやブラウンシュガーのような甘み、ボディはあるが後口はさらっと感じ、心地よい苦みがあります。(中~中深煎り)